日常の中で言葉を使って会話したり、相手とコミュニケーションを取ったりし、人間関係を築いていくことはとても大切なことです。保育園でも、自分の気持ちを伝えられるよう子どもたちが伝えやすい環境を整え、子どもの言葉を待ちその言葉から会話が広がるように関わっています。
伝えることが上手にできない子には「〇〇してほしいな」「〇〇貸してください」等、自分の気持ちを言葉で表現する方法を教えています。子どもたちが何を訴えているのか分かり「〇〇なの?」と、大人が先回りして言葉にしてしまうのではなく、「どうしたの?」と、子どもから言葉が返ってくるような聞き方をし、自分の思いを言葉にして伝えられるようにしています。このようなやりとりを重ねることで、対話ができるようになってきます。
大人の一方的な会話や言葉が少ない環境の中では対話は生まれてこないので、私たち大人は子どもたちと積極的に対話し、子どもの話をじっくり聞いてあげることが大切だと思います。
ご家庭でも言葉のキャッチボールを楽しみながら、お子さんとの会話を広げ言葉弾む楽しい日々を過ごしてください。
目次