子どもたちの大好きなおもちゃやカード。一緒に登園してくることも少なくありません。
保育園では持ってくることを敢えて禁止していません。だからといって推奨しているわけではなく、子どもたちが自分の持ち物であるという基で、どのように扱い、管理したらよいかを学ぶ一つの場として捉えているからです。
おもちゃを持ってきて友だちに見せたい、一緒に遊びたいという気持ちもあるかと思います。そこから良い方向に繋がっていく事もあるかもしれませんが、トラブルになることが多く見られ、リスクもあります。
そんな時には「無くなってしまって困るほど大切なものは持ってこない方がいいとおもうなぁ」「お父さんやお母さんが一生懸命働いて買ってくれたものだから大切にした方がいいと思うよ」などと伝えています。
また、無くなってしまったり壊れてしまったけれども子ども自身は困っておらず、大人が困っているという事を耳にすることも多くあります。
その物を巡り、思っていたことと全く違う結果になってしまうことも良く見られますが、子どもたちの持ち物であるということ、そしてそれを子どもたちが決めて持ってきたことの責任として学ぶ姿を見守って欲しいと思います。これを機にお子さんとおもちゃについて話し合ってみるのもいいかもしれませんね。ご協力をお願いします。
目次