ある年の7月23日
最近、おままごとの台・テーブルの上・本棚などに足をかけ、登ろうとすることが多く、その都度「乗る所じゃないよー。ドーンと落ちると危ないよー」などと声はかけるものの、登る行為は止まない。
そこで考えて、その代替えとして、2階から、一番小さい巧技台を持って来て「ここならいいよー」という場所を設けた。「高い所に上りたい、登ってみよう、登れた」という要求は、成長の一過程であり、能力に応じた要求でもある。と、捉えると、経験もさせたいが、登って良い所と、悪い所もあるということも伝えたいし、落ちるということも怪我のない範囲で経験し、○○したら危ないという、危険予知能力も身につけてもらいたいと思う。
この代替え作戦は、功を奏し、子どもたち、欲求不満にもならず、弁えてくれ、
今日も、巧技台に登り「ヤッホウー」笑顔を見せてくれている。私たちは、そばにいて「押すと落ちちゃうよ。お友だちを押さないでねー」などと声をかけながら見守っている。
大人が、ちよっと工夫するだけで、子どもの欲求を満足させ、大騒ぎせずに良い生活ができる。
※写真と本文は、直接関係ありません。