園で取り入れられているアドラー心理学についてお話したいと思います。
アドラー心理学の中で最も重要な考え方の一つが人が幸福になる為に大切な勇気づけです。
園でも子ども達が前向きな気持ちになれるよう、勇気づけの言葉を掛けています。
それは、ネガティブな言葉ではなくポジティブな言葉です。行動を認めてもらい感謝される事で、「人の為に役に立つことができた」と、感じることができ、勇気につながります。
勇気を得ることで、あらゆる困難を乗り越えられることができ、人間関係も良好になっていきます。一人一人としっかりと向き合い、自分の居場所があり、存在価値が認められることで、自信を持って行動していけるのだと思います。
反対に子どもと向き合わずに命令や否定(ダメ)ばかりしてしまうと、「どうせ自分なんて」と勇気をなくし、くじけてしまうのでそうならないよう、子どもたちが幸せになる為に、家庭でも勇気づけの言葉を掛け、元気な心で生活していけるよう協力していただけると有り難いです。